当WGでは、電気通信端末機器審査協会(JATE)と協力して、「ネットワーク技術者に求められるIPv6関連技術習得に係る資格試験認定(略称:v6資格認定)」制度を運用しています。
v6資格認定は、総務省によって2009年6月に提示された「インターネットサービス等のIPv6対応及びネットワーク技術者に求められるIPv6関連技術習得に係る基本指針」に基づいて運用しています。なお、既にIPv4アドレスの枯渇により、IPv6ネットワークの実運用に資する技術習得とその人材育成が急務となっているため、2012年2月からは、運用管理技術を重視した認定へと見直しを行っています。
ネットワーク技術者に求められるIPv6関連技術習得に係る資格試験及びカリキュラムに対する認定制度として、一定の要件を満たしていると判断される資格試験或いはカリキュラムに対して、以下のように認定するものです。
- A.v6資格認定試験
(ネットワーク技術者に求められるIPv6関連技術習得に係る資格試験)
- B.v6資格認定カリキュラム
(ネットワーク技術者に求められるIPv6関連技術習得に係るカリキュラム)
その他に、下記の活動についても展開中です。
(1)IPv6オペレータ育成プログラム実施
- ビジネステストベットWG及びIPv4アドレス枯渇対応タスクフォースと連携
- CATV、iDC、ISP技術者、SOHO一般ユーザをターゲットとしたハンズオンセミナーの実施
- 座学(比較的一般向け)の実施
(2)次世代ネットワークインテグレーションにかかる知識体系整備と公表
(3)海外人材含めてのトレーニング・キャンプ実施
- 東京と大阪の2箇所に拠点を設け、IPv6ネットワークの作り方、動かし方、使い方を実地で学ぶフィールドとして活用