


ネットワーク技術者に求められるIPv6関連技術習得に係る資格試験認定
IPv6普及・高度化推進協議会
電気通信端末機器審査協会(JATE)
1.ネットワーク技術者に求められるIPv6関連技術習得に係る資格試験認定
<略称:v6資格認定>
■ 概要
v6資格認定は、IPv6普及・高度化推進協議会及び電気通信端末機器審査協会(JATE)が、総務省指針に基づいて運用する、ネットワーク技術者に求められるIPv6関連技術習得に係る資格試験及びカリキュラムに対する認定制度です。一定の要件を満たしていると判断される資格試験或いはカリキュラムについて、以下のように認定するものです。
A.v6資格認定試験
(ネットワーク技術者に求められるIPv6関連技術習得に係る資格試験)
B.v6資格認定カリキュラム
(ネットワーク技術者に求められるIPv6関連技術習得に係るカリキュラム)
なお、Aは、テキストや講習等による技術習得から資格取得のための試験までを一体として認定するものです。また、Bは、資格取得のための試験が無い場合で、テキストや講習等による技術習得のみを行うものを認定いたします。
詳細
インターネットの基盤を支えるIPv4 (Internet Protocol version 4)のアドレス在庫が早ければ2011年にも枯渇すると予測されています。そこで、インターネットを安全・安心に継続して利用するために、後継規格であるIPv6 (Internet Protocol version6) への対応が急務となっています。しかしながら、現状では、IPv6技術を利用してネットワークの運用ができるオペレータの数がまだ少なく、関係する知識・技術的能力の向上・習得が大きな課題となっています。こうした状況を鑑み、総務省では、2009年6月に「インターネットサービス等のIPv6対応及びネットワーク技術者に求められるIPv6関連技術習得に係る基本指針」を提示し、IPv6技術を利用したネットワークの運用を行うにあたり必要となる技術基準の策定を行いました。同指針により、IPv6ネットワーク技術者として必要な知識の要件が明らかとなりました。
以上を踏まえ、IPv6普及・高度化推進協議会及び電気通信端末機器審査協会(JATE)は、同指針の「5.技術者の区分ごとのIPv6技術習得の達成目標に関する要件」に示された技術基準を元に、ネットワーク技術者に求められるIPv6関連技術習得に係る資格試験及びカリキュラムのv6資格認定の制度を運用することといたしました。
本認定制度では、各事業者が行っている資格試験や技術者育成のカリキュラムが「技術者の区分ごとのIPv6技術習得の達成目標に関する要件」を満たしているかを判断し、基準を満たしている資格試験或いはカリキュラムを「v6資格認定試験(ネットワーク技術者に求められるIPv6関連技術習得に係る資格試験)」或いは「v6資格認定カリキュラム(ネットワーク技術者に求められるIPv6関連技術習得に係るカリキュラム)」として認定するものです。ネットワーク技術者は、本制度で認定された資格試験或いはカリキュラムを受験、受講することにより、IPv6に関連する技術の知識を有していることを公に示すことが可能となります。
2.v6資格認定取得の流れ
図: v6資格認定取得のフロー
■(1)セルフチェックシート記入・送付
「v6資格認定試験」或いは「v6資格認定カリキュラム」は、「インターネットサービス等のIPv6対応及びネットワーク技術者に求められるIPv6関連技術習得に係る基本指針」に示される通り、管理者、設計者、導入者、運用・監視者、開発者の5種類に分類されます。
表:技術者の区分ごとのIPv6技術習得の達成目標に関する要件
![]() |
技術の区分 | |||||
| 基本技術 | 移行技術 | 運用技術 | 管理技術 | 開発技術 | ||
| 技術者の区分 | 管理者 | ◎ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 設計者 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 | |
| 導入者 | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 | 〇 | |
| 運用・監視者 | ◎ | 〇 | ◎ | ◎ | 〇 | |
| 開発者 | ◎ | 〇 | 〇 | 〇 | ◎ | |
◎ = 必須、〇 = 習得することが望ましい
認定を受ける資格試験或いはカリキュラムの運用事業者は、運用している資格試験或いはカリキュラムがどの技術者区分に該当するかを自ら判断し、それぞれの区分に即したセルフチェックシートを記入し、IPv6普及・高度化推進協議会のビジネスラーニングWG宛(cqv6op-app@v6pc.jp)に電子メールで送付してください。尚、開発者に関しては今後チェックシートを追加予定です。
■(2)認定のWeb公開
認定された資格試験或いはカリキュラムの運用事業者には、後日、認定結果が認定番号と共に通知されます。同時に、当協議会およびJATEのWebページ上にて認定試験或いは認定カリキュラムとして以下の概要が公開されます。
■(3)認定の表記
認定結果を受け取られましたら、速やかに、対象となる資格試験或いはカリキュラムの案内資料やWeb等の分かりやすい場所に、以下の表記をお願いします。
A.資格試験の場合:v6資格認定試験****(****は認定番号)
B.カリキュラムの場合:v6資格認定カリキュラム****(****は認定番号)
また、Webの場合は、当協議会及びJATEの該当URLにリンクするように表記してください。
■(4)認定内容の変更
認定された資格試験或いはカリキュラムに関して、内容の変更等が生じた場合は、当協議会ビジネスラーニングWGにメールにてご連絡ください。Web上での記載に必要な修正・追加を行う他、異なるバージョンによる別途認定を行う等の必要な対応をいたします。
■(5)認定の取り消し
認定された資格試験或いはカリキュラムに対して、利用者等からの申し出に基づき、当協議会ビジネスラーニングWGが内容を確認することがあります。改善すべき内容がある場合に誠意ある対応が行われない時は、事前告知の上、当協議会の理事会決議を経て認定を取り消すとともに、当協議会及びJATEのWEBから抹消する事があります。
3.FAQ
4.問い合わせ先
5.認定済み資格試験及びカリキュラム
■ A.v6資格認定試験
(ネットワーク技術者に求められるIPv6関連技術習得に係る資格試験)
| 認定番号 | CQV6OP-A09001 |
| 種別 | A; v6資格認定試験 |
| 対象技術者区分 | 管理者、設計者、導入者、運用・監視者 |
| 名称 | インターネット検定 ドットコムマスター(.com Master)トリプルスター |
| 事業者 | エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 |
| 参照URL | http://biz.ocn.ne.jp/master/index.html |
| 概要 |
「.com Mater ★★★(トリプルスター)」では、「ネットワーク管理者」あるいは「ネットワーク運用者」といわれる技術者をターゲットとしています。企業、特に、SME[Small and Medium Enterprise]のネットワークを自ら設計・運用する場合や、そのようなニーズのある企業に対してコンサルテーションや業務請負を行うような技術者です。サービスプロバイダ(ISP やNSP)や機器ベンダーと交渉し、ネットワークに対するユーザの要求を満たそうとする技術者は、日々の様々な問題を解決すると同時に、先を見通した総合的な観点からネットワークがどうあるべきかを判断していかなければなりません。 一方、そのような管理者にネットワークを委ねる側であるユーザの立場にたつと、管理者の「質」がどのように保証されているのかわかりません。そこで、きわめて実用的な観点からも管理者の「質」を、一定のレベルで認定することには大きな意義があります。 「.com Master ★★★」では、SME のネットワークを念頭に置き、インターネットに接続してユーザの要求を満たすネットワークを設計・構築・運用することができるような技術知識とともに、法律や基礎理論に至るまで、インターネットに関する様々な事項をバランスよく備えた、ネットワーク技術者のリーダーたりうる人材を認定します。 なお、「.com Mater ★★★」は、「.com Mater 」の最上位のグレードであり、「.com Mater ★(シングルスター)」や「.com Mater ★★(ダブルスター)」の知識を前提としています。 |
| 問合せ先 | 経営企画部(03)6700-6240 浦、大道 kentei-nb@ntt.com |
| 認定番号 | CQV6OP-A10001 |
| 種別 | A; v6資格認定試験 |
| 対象技術者区分 | 管理者 |
| 名称 | インターネット検定 ドットコムマスターダブルスター(.com Master★★2010) |
| 事業者 | エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 |
| 参照URL | http://biz.ocn.ne.jp/master/index.html |
| 概要 |
「.com Master★★(ダブルスター)」では、自らが小規模なインターネット常時接続環境を構築し、他の利用者に簡単なインターネットアプリケーションのサービス提供をすることができる知識や技術を持ち、またその知識や技術を活用して、他の利用者を指導することができるIT 技術者を認定するものです。 Web 利用の高度化、多様化が進み、ユーザがそのWeb サイトの作成に参加し、Web サイトの持つ情報や機能の一部を選択し組み合わせ、新たなコンテンツやサービスを作り出していく、時には外部のWeb サイトやソフトウェアが、その機能やコンテンツを参照したり利用して新たなサービスを作り上げていくといったことが可能となっているのが現在のWeb の世界です。 「.com Master★★(ダブルスター)」では、SOHO などの環境において情報発信サーバを構築したり情報発信可能なサービスを利用し、情報発信という行為を実施・運営していくための基礎知識について、普遍的な技術や知識から先進的な技術や知識を持つ人材を認定します。 |
| 問合せ先 | 経営企画部(03)6700-6240 浦、大道 kentei-nb@ntt.com |
■ B.v6資格認定カリキュラム
(ネットワーク技術者に求められるIPv6関連技術習得に係るカリキュラム)
<リストが作成される予定>


基本戦略SG
サーティフィケーションWG
IPv6 Core Protocol SWG
IPsec SWG
Mobile IPv6 SWG
MLDv2 SWG
SIP SWG
DHCPv6 SWG
セキュリティWG
ビジネスラーニングWG
ビジネスエクスチェンジWG
ビジネステストベッドWG
デジタル情報家電v6プラットフォームWG
FMCv6プラットフォームWG
IPv4/IPv6共存WG
サービス移行SWG
IPv6家庭用ルータSWG
IPv6導入に起因する問題検討SWG
アプリケーションのIPv6対応検討SWG
アクセス網IPv6サービス導入推進SWG
IPv6企業ネットワーク導入SWG
IPv4枯渇に係るインターネット新技術導入に向けた検討WG

IPv6マイグレーション技術の国内標準プロビジョニング方式 【第1.0版】(2020年8月13日発行)
「IPv6家庭用ルータガイドライン第2版とTR-124i5の比較」を公開
「6th Anniversary of World IPv6 Launch ~ 日本のIPv6普及状況 ~」ご紹介
IPv6家庭用ルータガイドライン第2版とRFC7084の比較[第1.0版]
v6資格認定
IPv4アドレスの枯渇時に生じる諸課題に適切に対処するための手順書(Vol.2)
「アクセス網IPv6サービス導入推進SWG 議事録」を公開
「国内IPv6対応サービス状況チェックで発見された事例について」を公開
「IPv6家庭用ルータガイドライン第2版とTR-124i2の比較」を公開
「アプリケーションのIPv6対応ガイドラインWebアプリケーション編(案)」のパブリックコメント実施<締切延長>
IPv6対応セキュリティ課題整理「IPv6 Security List of Considerations(6SLoC)(Ver1.0-cfc)」を公開
IPv4アドレスの枯渇に伴う情報セキュリティ等の課題への対応に関する実証実験の手順書
「FMCv6 環境における課題」のパブリックコメント実施
IPv6 Summit 2013 開催報告書を公開
IPv4枯渇対策技術およびHTML5技術等の新技術評価のための新たな検証環境"StarPorte"の利用受付開始に関するご案内
アプリケーションのIPv6対応ガイドライン基礎編(第1.0版)を公開
IPv6対応セキュリティガイドライン(第1.0版)を公開
「アプリケーションのIPv6対応ガイドライン Socket編」のパブリックコメントを締切
<締切延長>「アプリケーションのIPv6対応ガイドライン Socket編」のパブリックコメント実施
「IPv6家庭用ルータガイドライン(2.0版)」英語版を公開