IPv6普及・高度化推進協議会

3.138.141.202
HOME事務局からのお知らせお問い合わせサイトマップENGLISH
SIP SWG
趣旨
当SWGでは、IP電話等のP2P通信を実現する技術の1つである「SIP (Session Initiation Protocol)」を実装した機器同士の相互接続性を確保するための活動を行っています。
背景
「SIP」は、マルチメディア通信のセッション確立を実現する拡張性に富んだプロトコルです。 しかし、この拡張性の高さゆえに仕様は複雑になっており、機器の開発ベンダ毎に解釈が異なったり、解釈誤りなどの入り込む余地は大きく、様々な機器同士の相互接続性を確保することは困難です。 また、多くの場合、「SIP」標準仕様に定義された正常動作の確認だけでは機器同士の相互接続性を十分に確保できないことから、標準仕様に従った確認に加え、機器同士の相互接続性を中立的な立場で確認する検査方法の確立が必要と考えます。

NGN (Next Generation Network)の基盤的な技術として採用された「IMS (IP Multimedia Subsystem)」は、SIPをベースに拡張されたシグナリングプロトコルを採用しています。 このため、「SIP」と同様の課題が想定されます。IMSに関しても同様に相互接続性を確認する検査方法の確立が必要と考えます。
目標
機器同士の相互接続性を確認する手段として、機器を検証する検査仕様や検査ツールを開発します。 また、それらが広く活用されるように、国際的な機器検査基準となることを目指します。
具体的には、IPv6機器の接続性の確保のための国際的な活動である「IPv6 Ready Logo Program」での採用を目標とします。
活動期間
2003-11/2013-03(完結)
成果
  • 2007-04-27 : 検査仕様および検査ツールを作成し、IPv6 Ready Logo Phase-2 SIPの検査仕様のベースとして採用されました。
SIP SWGの主な活動
  • TAHI Interoperability Test Event(主催 TAHIプロジェクト)において相互接続テストのコーディネートと、仕様適合性テストの実施
  • SIPit(主催 SIP Forum)において仕様適合性テストの実施
  • IMS Plugtests(主催 ETSI)において仕様適合性テストの実施
  • IMS Plugfest(主催 IMS/NGN Forum)において仕様適合性テストの実施
SIP SWGの活動状況
体制
  • 歴代部会長
    • 2003-11 : 森田直孝(日本電信電話株式会社)
    • 2005-11 : 吉田良雄(NTTアドバンステクノロジ株式会社)
    • 2010-07 : 織毛直美(NTTアドバンステクノロジ株式会社)
  • メンバー企業
    • 日本電信電話株式会社
    • NTTアドバンステクノロジ株式会社
謝辞・スポンサー
この活動において、下記の団体にご協力いただきました。
  • TAHI Project(日本)
  • IPv6 Forum
  • SIP Forum
  • UNH-IOL(米国)
  • Hotaru Project(日本)
  • Chunghwa Telecom(台湾)
この活動の一部は、独立行政法人 情報通信研究機構にご支援いただきました。
前のページへ戻る
ページ最上部へ
WG/SWG LATEST NEWS
「IPv6家庭用ルータガイドライン(3.0版 2024年2月13日発行)」を公開
(IPv4/IPv6共存WG)


IPv6マイグレーション技術の国内標準プロビジョニング方式 【第1.1版】 (2021年10月7日発行)
(IPv6家庭用ルーターSWG)


IPv6マイグレーション技術の国内標準プロビジョニング方式 【第1.0版】(2020年8月13日発行)
(IPv4/IPv6共存WG)


「IPv6家庭用ルータガイドライン第2版とTR-124i5の比較」を公開
(IPv4/IPv6共存WG)


「6th Anniversary of World IPv6 Launch ~ 日本のIPv6普及状況 ~」ご紹介
(IPv4/IPv6共存WG)


IPv6家庭用ルータガイドライン第2版とRFC7084の比較[第1.0版]
(IPv4/IPv6共存WG)


v6資格認定
(ビジネスラーニングWG)


IPv4アドレスの枯渇時に生じる諸課題に適切に対処するための手順書(Vol.2)
(IPv4枯渇に係るインターネット新技術導入に向けた検討WG)


「アクセス網IPv6サービス導入推進SWG 議事録」を公開
(IPv4/IPv6共存WG)


「国内IPv6対応サービス状況チェックで発見された事例について」を公開
(IPv4/IPv6共存WG)


「IPv6家庭用ルータガイドライン第2版とTR-124i2の比較」を公開
(IPv4/IPv6共存WG)


「アプリケーションのIPv6対応ガイドラインWebアプリケーション編(案)」のパブリックコメント実施<締切延長>
(アプリケーションのIPv6対応検討SWG)


IPv6対応セキュリティ課題整理「IPv6 Security List of Considerations(6SLoC)(Ver1.0-cfc)」を公開
(セキュリティWG)


IPv4アドレスの枯渇に伴う情報セキュリティ等の課題への対応に関する実証実験の手順書
(IPv4枯渇に係るインターネット新技術導入に向けた検討WG)


「FMCv6 環境における課題」のパブリックコメント実施
(FMCv6プラットフォームWG)


IPv6 Summit 2013 開催報告書を公開
(ビジネスエクスチェンジWG)


IPv4枯渇対策技術およびHTML5技術等の新技術評価のための新たな検証環境"StarPorte"の利用受付開始に関するご案内
(IPv4枯渇に係るインターネット新技術導入に向けた検討WG)


アプリケーションのIPv6対応ガイドライン基礎編(第1.0版)を公開
(IPv4/IPv6共存WG)


IPv6対応セキュリティガイドライン(第1.0版)を公開
(セキュリティWG)


「アプリケーションのIPv6対応ガイドライン Socket編」のパブリックコメントを締切
(IPv4/IPv6共存WG)