IPv6普及・高度化推進協議会

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IPsec SWG
趣旨
当SWGでは、暗号技術を用いることでパケットの秘匿性と完全性を提供する「IPsec」を実装した機器同士の相互接続性を確保するための活動を行っています。
背景
「IPsec」は、パケットの秘匿性と完全性といったセキュリティサービスを提供するプロトコルです。 IPsecのセキュリティサービスはネットワーク層で提供されるため、セキュリティ機構をもたないアプリケーションもIPsecを利用してセキュリティの確保が可能となります。

「IKEv2」は、IPsecで用いる鍵を機器間で安全に共有するために利用される鍵交換プロトコルです。IKEv2を利用することで、IPsecにおける鍵設定の困難さを軽減することができます。

IPv6では標準でIPsecがサポートされており、IPv6の普及に伴いIPsecおよびIKEv2の普及も期待され、機器の開発と相互接続性確保を支援する取り組みが必要と考えます。
目標
機器同士の相互接続性を確認する手段として、機器を検証する検査仕様や検査ツールを開発します。 また、それらが広く活用されるように、国際的な機器検査基準となることを目指します。
具体的には、IPv6機器の接続性の確保のための国際的な活動である「IPv6 Ready Logo Program」での採用を目標とします。
活動期間
2003-11/2013-03(完結)
成果
  • 2004-09-08 : IPsecの検査仕様および検査ツールを作成し、IPv6 Ready Logo Phase-2 IPsecの検査仕様のベースとして採用されました。
  • 2008-12-11 : IKEv2の検査仕様および検査ツールを作成し、IPv6 Ready Logo Phase-2 IKEv2の検査仕様のベースとして採用されました。
IPsec SWGの主な活動
  • TAHI Interoperability Test Event(主催 TAHIプロジェクト)において相互接続テストのコーディネートと、仕様適合性テストの実施
  • ICSA Labs Interoperability Workshop(主催 ICSA Labs)において仕様適合性テストの実施
IPsec SWGの活動状況
体制
  • 歴代部会長
    • 2004-02 : 尾添靖通(横河電機株式会社)
    • 2006-06 : 秋定征世(横河電機株式会社)
    • 2010-07 : 遠藤弘樹(横河電機株式会社)
  • メンバー企業
    • 横河電機株式会社
    • 日本電信電話株式会社
謝辞・スポンサー
この活動において、下記の団体にご協力いただきました。
  • TAHI Project(日本)
  • IPv6 Forum
  • UNH-IOL(米国)
  • ICSA Labs(米国)
この活動の一部は、独立行政法人 情報通信研究機構にご支援いただきました。
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