IPv4アドレス在庫枯渇が間近にせまり、各方面においてIPv6の本格的な利用が始まろうとしています。一方で、これまでIPv6による大規模な利用・運用が行われた経験が十分にないため、IPv6におけるセキュリティ上の課題及びその対策は、実態ベースでは広く共有されていない部分があります。
間近に迫ったIPv6本格利用時代に向けて、今後、IPv6を安心して使っていくことが出来るようにするため、IPv6普及・高度化推進協議会では、セキュリティWGにおいて、関連団体と連携を行いながら、IPv6セキュリティにおける課題の特定、解決のためのノウハウの取りまとめの作業を本格化することにいたしました。
主査には、北陸先端科学技術大学院大学情報科学センターの篠田陽一教授を迎え、来る12月10日(金)にセキュリティWG会合を開催する予定です。また、取りまとめたノウハウを広く共有するため、来年4月をめどにガイドライン(中間報告)を公表する予定です。 WG開催のお知らせ及びWGメンバー募集の詳細については、別途協議会会員向けに送付される案内メールをご参照ください。IPv6本格利用時代に備えるため、多くの皆さまのご参画を期待しております。